「DawnTune ver.2.0」

↓「DawnTune ver.2.0」のMP3ファイル(320kbps)
http://www.adrive.com/public/f405d63d34cff0eaeb290487cf99872f2808fd0a121bf6e3cd1cf51192bb2e7e.html

↓「DawnTune ver.1.0」のMP3ファイル(128kbps)
http://www.adrive.com/public/1a86a3966d63f7b96e783c25dc537c691d167bfebcc43c6570535b132b36c440.html

  • 作った経緯


この曲は2002年に一度作ったのを、またアレンジしなおしたものです。まあ、今回のアレンジも、その2002年に作ったver.1.0をベースにしてるんですが。でも、こうしてリメイクしていると、2002年当時の自分が打った音符がそこにはあって、まるで昔の自分とコラボしている感じです。

あと、書いておかなければならないのは、動画にもあるとおり、この曲は友達のネイキッド君(←俺が勝手につけた仮名です)が作ったものなんです。経緯を説明すると、2002年当時、地元の仲間内でちょっとした曲作りブームが起きたと、その中で「DawnTune」も作ることになったと、「DawnTune」はピアノ曲であると、「じゃあ弾いてみてくれ」と俺が言ってネイキッド君が電子ピアノで弾き、データとして取り込んだと、それを元にして俺がアレンジしたと、そうしてできたのが「DawnTune ver.1.0」だと、そういうわけなんです。ただ、「DawnTune ver.1.0」が出来上がってネイキッド君に聴かせたら、「いろいろと違う」などと言われまして、つまり俺の勝手な解釈に問題があったわけですが、でも、その時はもうすぐ夏休みも終わる頃で時間もなかったし、俺も正直作り直すのが面倒だったので、とりあえず完成ということにしたんですよ。

で、その5年半後の2008年2月4日、俺はその、"昔ネイキッド君が電子ピアノで弾いたデータ"を久しぶりに聴き返してみたわけです。そしたら、これがかなり凄かった。俺の中では「DawnTune」と言えば「DawnTune ver.1.0」になってたけど、「ホントのオリジナルはコレだったのか!」って感じでした。だから、なるべくオリジナルに近づけた「DawnTune ver.2.0」を作ろうと思い立ち、さらに作ってる途中で「なんとかあのピアノデータを使えんもんか」とひらめいたので、イントロの部分にサンプリングしたわけです。

  • 曲の内容に関して


何が大変だったかって、あの4分の2拍子のところですよ。あそこが「ver.1.0」では端折ってた部分で、2002年当時の俺の技術じゃアレンジ不可能だった部分なのです。というか、今回も、「なんとか入れよう」とは思ったものの、原曲を聴きながら頭を抱えました。「これをどうやったら違和感が無いようにアレンジできるのか」と。まあ、結果は聴いてもらえばわかるでしょうけど、かなり苦しいながらも及第点であると自分では思ってます。あと、聴いてほしいのはサビの「ドン!ドンドン!」っていうドラムの音ですかね。あそこはメロディを奏でるオーボエが優雅であるのに対して、ドラムがかなり必死な感じですが、それが哲学的で気に入ってます。そして、今回のアレンジで最も救世主となったのは、ベースの「ラドミラミドラド」って山になってる部分でしょう。アレがあったから4分の2拍子のところもカバーできたし、イントロを含めメロディの合間がカッコよくなったと思います。アレ、皆さん気づいて貰えたかわかりませんが、イントロのピアノのラストとリンクしてる感じなんですよね。実は意図的ではなくて、「気づいたらそうなってた」んですけど。まあ、ピアノの原曲を聴いてからアレンジしたわけだから、俺の記憶には入っててそれが無意識に出てきたんでしょう。