APCのC -yamakidoの創造物-

「VOCALOID2：初音ミク」っていう音楽ソフトを買いまして、早速、滝廉太郎の「花」をカバーしてみました。初音ミクを知ってる人も知らない人も、とりあえずこれを聞いてみてください。

「花-初音ミク-ver1.0.mp3」

以後、文脈を付けるのが面倒なので、Q＆A方式で書いていきます。前半は初音ミクについて、後半は曲の解説となっていますので。

1、初音ミクの使用レビュー

Q1：「VOCALOID2：初音ミク」とは
A1：歌詞とメロディを入力すると女の子がその通りに歌ってくれるっていうソフトです。

Q2：そんなに簡単にできるの？
A2：次のQ3参照です。

Q3：製作工程は？
A3：あくまで今回作った曲の場合ですが、フローは以下のようになってます。

ミクに歌ってもらう曲を用意（こんなやつ→「花-inst-.mp3」）
これをmidiデータとして抽出し、ミクに読み込ませる。
ミクに歌詞を入力（例、にしきおりいなあすちょおおおていに）
"とりあえず"出来たので、WAVファイルとして書き出してみる
そのWAVをSingerSongWriterに読み込ませ、ちょっとエフェクトをつける（ここまでで出来たのがコレ→「花-初音ミク-ver0.9.mp3」）
最後に、またミクに戻って、発音のオカシイところを歌唱指導する（これが一番大変）
もう一度をWAV抽出し、SingerSongWriterに読み込ませ、ちょっとエフェクトをつける
完成！→「花-初音ミク-ver1.0.mp3」

Q4：歌詞入力は面倒か？
A4：一括で入力できるコマンドがあるので特に面倒ではありません。テキストエディタとかで「みずやあけえぼおのつうゆうあびて」と書いて、コピペでOKです。

Q5：歌唱指導は難しいか？
A5：この程度ではそれほど難しくは感じませんでしたが、英語とか発音させようと思ったら大変でしょうねぇ。それよりも、ミクが度々フリーズしてしまうのでそれによるロスの方が多いです。マメに保存した方がいいですよ。あ、ちなみに、俺のPCはVista、Core2Duo（2GHz）、RAM2GBという構成です。

Q6：ミクの操作性はいいか
A6：まずまず、ですかね。SingerSongWriterを100とするなら、まあ、65くらいかな。

Q7：ミクのパフォーマンスに対する評価は？
A7：期待以上でした。個人的には"うた○ひ○る"や"はま○き○○み"の100倍いい。あいつらにはミクのやさしい歌声を見習ってほしいものです。

2、曲の解説

Q8：なんで滝廉太郎「花」をカバーしたのか
A8：滝廉太郎の映画を観て以来、この曲すごい好きでして、実は今年の春にある程度作ってたんです。それでミクが来るって言うんで、じゃあ是非歌って貰おうと、急遽完成させたわけなんですよ。

Q9：原曲のピアノ伴奏がそのまま入ってるけど？
A9：実はこの伴奏、中学生の時に練習してまして思い入れがあるんです。特にあの前奏がカッコいいじゃないですか。

Q10：使ってる楽器は？
A10：1番がピアノだけで、2番からドラム、ベース、あと左側に電子ピアノが入ってきます。3番はさらにプラスして左側にハープ、右側にクラビネットってのが入ってます。

Q11：良くできたと思うところは？
A11：ハイハットの「チ・チ・チ・チキ」っていうリズムを思いついたのと、2番の「つーゆーあーびーて」の次の小節の電子ピアノのフレーズ（付点8分音符を使ってるところ）を思いついたこと。良くできたというか、これがあったから少しはマシになったと思います。

Q12：良くできなかったところは？
A12：全体的に。でも、そりゃあもう一回0から作り直せばもっといいのができるでしょうけど、そんなことしてたらいつまでたっても完成しませんからね。あと、最初に原曲のピアノ伴奏を入れることを決めちゃってたから、コードとかアレンジ全体に制約がかかってきましたよね。

今回は以上です。次回作は「よい子のためのメドレー」に決めてまして、9月22〜24日の間に作って載せる予定です。あ、この曲は既に（3年前に）出来上がってる曲でして、後はミクに歌ってもらうだけなんですよ。なのですぐです。